焦らしてあげる

「あの…私しばらく赤林さんとはシたくないんですけど。」


「はぁ?」



いつものように恋人である赤林のマンションに来ていた臨美が風呂に入った後ベッドに押し倒されると赤林にそう告げ、赤林はピシッと音がしそうな程に固まってしまった。


「ちょ…臨美ちゃんどうしてそんなこと言うんだい!?おいちゃんのこと嫌いになったの!?」



あまりのショックに赤林が情けない顔をして臨美に詰め寄れば臨美は溜息を吐く。


「別に赤林さんのことが嫌いになったわけじゃないですよ。」


「じゃあ何でなんだい!?」


縋るような瞳で見つめる赤林に臨美は再び溜息を吐き呟いた。


「だって赤林さん激しいんです……」


「え…何がだぃ?」

赤林がわからないと首傾げれば臨美は真っ赤になり叫ぶ。


「だから…せ……セックスです!!」



「セックス……?おいちゃんそんなに激しいかぃ?普通だと思うけど。」


「いいえ!激しいです!いつも朝までシようとするし…それに赤林さんのおっきいんです!!私いつも赤林さんとシた日は腰痛くて大変なんですよ!?」


プリプリと拗ねた口調で言う臨美に可愛いなぁと赤林は思うがだからといって納得は出来なかった。


「だからしばらくさせないってことかぃ?」


「そうです。身体保ちません……」


まあ臨美と付き合うようになってから前は割とそっちの方には淡白だったのが一変したなあとは思うし、情事後気絶してしまう臨美を見ていれば確かにちょっとヤりすぎているような気はする。大きくて辛いと女に言われたことも一度や二度ではないのも確かだ。
しかし大きさに関しては自分のせいではないし、貪りすぎてしまうのも臨美が愛しいからなのだ。今まで女に対してそんな風に執着したことがなく欲が収まらなくて自分でも戸惑っているというのに。
なので禁欲など無理にも程があるのだ…

「じゃあおいちゃんに会いにも来てくれないってことなのかなぁ?」


「そうですね…だって会ったら嫌でもそういう雰囲気になるでしょう?」


「それじゃあおいちゃん寂しくて死んじゃうよ……そうだ。臨美ちゃん、おいちゃんに考えがあるんだけど……」


「考え?」


口に指を当ててそう言う赤林を臨美は怪訝そうに見つめる。一体何だと言うのだろう?


「要はおいちゃんのがでかくていっぱいすると身体が辛いってことだよねぇ?なら、挿れないから会うのは止めないで欲しいなあ。」


「え……そんなの……出来るんですか?」


「何とか我慢するよ。若くないしそこまで猿じゃないしねぇ?だめかい?」



頼むよと手を握り懇願する赤林に臨美は揺らぐ…確かに挿入しなければ負担はそこまでではない。それに臨美だって赤林のことが好きなのだ。会いたくないはずはないのだ。


「わかりました。挿れちゃだめですからね?」


承諾した臨美に赤林は笑う。臨美は気づいていないのだ。赤林が何か企んでいることに…


「あ…赤林さん?」

「大丈夫…触って気持ちよくするだけで挿れないから。」


押し倒されたままだったのに気づき、シャツを脱がそうとする赤林を不安気に見上げる臨美を赤林は宥めながら形の良い胸を揉みしだく。フニフニと揉みながら乳首を摘み押したりこねたりし遊んでやれば、やぁと身体を捩る。本当に感じやすい身体だなと赤林は思う。片方はチュクチュクと舌を這わせ甘噛みしもう片方は手で弄りながらショーツに手をやり割れ目に触れればショーツはグッショリと濡れて染みになっていた…


「臨美ちゃんパンツ染みになってるよぉ?おっぱいだけでエッチだねぇ……」


「あ……そんなこと……!ひゃ…!」


フッと息を吹きかけ顔を秘所に近づけ鼻でショーツ越しにもツンとしている肉芽をグリグリと刺激すれば、いやぁんと臨美が身体を震わすのを見て赤林は今度はショーツの上から舌を這わせた。


「あっ!ひゃぁ!?だめぇ……」


「パンツの上からでもエッチな味がするねぇ?」


「やっ……ふぁん!あぁ……」


舌がショーツ越しに膣内に侵入しそうなのがもどかしくてたまらず臨美は脚をもじもじと揺らし、赤林が顔を離せば秘所はヒクヒクと蠢いている。ショーツの上から肉芽を舌でレロレロと舐めれば臨美はビクンと身体を仰け反らせ喘ぐ。


「あっ!やぁ……クリちゃん気持ちいいのぉ……らめぇぇ!!」


肉芽を口に含まれれば臨美は絶頂を迎え、赤林はお漏らしをしたみたいになったショーツを脱がし脚を肩まで持ち上げクンクンと匂いを嗅いだ。



「いや…嗅がないで……」


「マン汁のやらしい匂いがするよぉ?今度は直接おまんこ舐めてあげるねぇ……」


「ひゃぁ!もう舐めないでぇ……イったばっかなのにぃ……」


花弁を指で開きゆるゆるともどかしい刺激を与えていた舌がさっきは侵入出来なかった膣内に挿ってきてジュルジュルとわざとらしく内壁を擦り掻き回し、臨美はもっとしてほしくて赤林の頭を抱きしめてしまう。


「あん!おまんこ気持ちいいよぉ……おかしくなっちゃうぅ!!」


「直接だとやっぱりイイんだねぇ?」


「あぁ!そこ…そこもっと舐めてぇ!!しゅき…しゅきなのぉ!!」


舌がGスポットを掠めたらしく臨美はもっとと懇願し、赤林がそこばかりをなぶってやれば、臨美は再び絶頂を迎えてしまった。


「ん…はぁん……」


秘所への度重なる愛撫に臨美は身体の奥が疼くのを感じた…どうしよう…太くて硬いおちんぽでもっと深い子宮までズンズンとして欲しい……
だけど自分からしばらくシたくないと言った手前臨美は首をブンブンと振り考えないようにする…



やっぱり我慢出来ないみたいだねぇ。
臨美の様子を見て赤林が笑う。これだけ感じやすい身体をしているのだ。触られるだけでは足りるはずがない…身体は続きを望むに決まっていた。
だから赤林はあんな提案をして焦らしてやることにしたのだ…臨美が自分から欲しいと請うように。
したくないなどと言うから赤林はちょっといじめてやりたくなったのだった…


赤林はハアハアと荒い息をする臨美には構わずに今度は肉芽に舌を這わせた…



「ひっ!?赤林さん……お願いもう止めてぇ……いやっ!」


「何でだい?おいちゃんはただ臨美ちゃんを気持ちよくしてあげたいんだよぉ?挿入しないんだからねぇ。」


「ひっ…あぁ!はぅ……」


だけど…これでは拷問だ……ただ延々と高められて焦らされるだけで身体は疼く一方だ……散々開発された身体はもっと先を欲してしまうのに……


「あぁん……いやぁ!吸わないでぇ!!らめぇぇ!!」


チュウチュウと強く肉芽を吸われれば臨美に電流のような痺れが走り背を仰け反らせ腰を揺らした。


「あぁー!やぁぁ!!らめぇぇ!!ふぁぁ!!」


プシャアと尿道から透明な液体を噴き出し、赤林の顔を汚すが赤林は敏感な身体を嘲笑うかのようにまだ肉芽を吸い続けていた…


「いやぁ!赤林さぁん…お願いだからクンニ止めてぇ……私これじゃあ……」


「これじゃあ…何なのかなあ?言わなきゃおいちゃんわからないなぁ?」


ポロポロと涙を零し訴える臨美に涼しい顔をして赤林は問いかける。


「ふぇっ……これじゃあ足りないんれすぅ……お願いらからあ……おちんぽくらさぃ……」


臨美の言葉に赤林は内心ニヤリとするが表情を変えない……


「挿入は嫌なんじゃないのかぃ?」


「っ……!いいです!おちんぽ欲しいのぉ!!」


臨美の言葉に赤林は口元を歪めた。


「わかったよぉ。もうシたくないなんて言っちゃだめだからねぇ?」



ジッパーを降ろす音がし、臨美はこれが赤林の企みだったと気づいたが今はとにかく待ち望んだ熱が欲しくて覆い被さってきた赤林の背に腕を回した…



そして臨美がシたくないと言うことは二度となかった……



未丞様リクの赤♀臨裏有で嫌がってもクンニをやめない赤林さんでした。
焦らす意地悪な赤林さん難しかったです。
素敵なリクありがとうございました!!

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