愛玩動物
四木臨
四木さんと臨也は義親子。
エロあり



ヒタヒタと階段を上がってくる音が聞こえる。
ああ…今日も来るのか…母さん夜勤でいないもんなぁ……



これからまた地獄のような時間が始まる…そう臨也が身体を震わせると部屋のドアが開き、義父は臨也が潜る布団を捲りベッドに入った。


「臨也……」


耳元で囁かれると臨也は身体を強ばらせるが抵抗を見せることはなかった。
だってどうにもなりはしないと知っているから……


臨也は義父の手がいやらしく身体を撫で回すのを感じこれから訪れるおぞましい行為を思い感情の消え失せた瞳を閉じた。



臨也の母親が再婚したのは臨也が14歳の時で、ある日母親が「紹介したい人がいるの」と切り出し、紹介されたのが四木だった。


「臨也、九瑠璃、舞流、この人四木さんっていうの。」


「初めまして。四木です。よろしくな?」


四木と名乗ったその男は九瑠璃と舞流の頭を撫でた後臨也の方に目をやり手を差し出し臨也が躊躇いがちに手を出すと臨也の手を握り握手をした。
その手がとても熱くて、自分を見る眼が何だか怖くて臨也は身体に寒気が走ったのだった……


そして母は「私四木さんと結婚するから皆四木さんをお父さんて呼びなさいね?」とはにかみながらそう言いしばらくして2人は再婚し折原家は5人家族になった。


四木は会社社長をしているらしく、四木が看護士をしている母の病院にケガをして入院したのがきっかけで出会ったらしかった。
母に一目惚れした四木が猛アタックしてきて母も四木を好きになり四木が退院してから交際を始めたとか。



四木は見た目は冷たそうだがとても優しい男で、結婚をしても仕事を続ける母にも強力的で母が夜勤や遅番でいない時には食事を作ってくれたり妹達をお風呂に入れたりしてくれて、妹達も四木をパパと呼んで懐き母もとても幸せそうで臨也は2人が結婚して良かったと心から思いこれからは母さんも女手一つで苦労しなくていいのだと安心したのだ。



だから初めて会った時に感じた違和感もきっと気のせいだと思うことにしていたのに……

「え…?今日義父さんと夜2人なんですか?」


「ああ、母さんは夜勤で九瑠璃達は友達の所に泊まるらしいからな。」


「臨也、お父さんと仲良くね?」


「うん。」



そしてその夜は義父がいつも母がいない時みたいに作ってくれた夕飯を談笑しながら食べ、いつも通りの時間が過ぎていくと思っていた。



夕飯を食べ終わり風呂に入ると義父が「たまには一緒に寝ないか?」と言い、もう中学生なのにと思ったが、たまにはいいか、義父さんも仲良くなろうとしてくれているのだと思い「いいよ義父さん」と了承し一緒に寝ることになり、2人でベッドに入ると臨也は先に寝息を立て始めた。これが悪夢の始まりになるなんて思っていなかったのだ……


「ん……何?」


何かが身体を這い回るような感覚と異物感でて深夜目が覚めると着ていたパジャマがなく裸にされていた。
意識がはっきりしてくると異物感は尻に指が挿っているからだと解った。

「あぁ…目が覚めたのか。」


「義父さん!?何してるんですか?何で俺裸に……」


何が起きているのか解らずに問うが義父は答えずに臨也を四つん這いにし覆い被さり尻に熱くてヌルヌルした塊が押し当てられ、いくら何でもここまでされればもう中学生なのだから何をされようとしているか理解し蒼白になる。


「嫌だ…義父さんやめて!俺男だよ。母さんじゃないよ!!」


「大丈夫だ。ちゃんと慣らしたしな…臨也…ずっとお前をこうしたかった……」

「やだ!ひっ……あぁぁ!?」



強引に義父のモノが挿ってきてブツリと何かがキレる音がし激しい痛みと熱さを感じ息苦しさで吐き気がした…


「あぁ……臨也。お前の中最高だよ……」


「っ……!痛い…やぁぁ……!!」


痛みと吐き気しか感じない残酷な行為…臨也はこんなのきっと嘘だとずっと心の中で叫んでいた。
しかし尻に熱いモノが放たれ意識を飛ばし再び目が覚めてこれは現実だと思い知った。
側に義父の姿がないのにほっとすると風呂場に向かい吐き気がして嘔吐し、全部吐き出すと身体を清める。汚れてしまった身体を綺麗にしたくて仕方なかった…
尻の穴から義父の放ったモノを掻き出すとドロリと白濁が零れ落ちた。


シャワーを済ませ、風呂場を出るといなかったはずの義父の姿があり臨也はガタガタと身体を震わし後ずさる。

「臨也…具合はどうだ?」

笑いながら手を伸ばしてくる義父の手を臨也は振り払う。

「嫌…来ないで…!母さんに言ってやるから…あんたが最低な奴だって!!」


そう言うと、義父の顔から笑みが消えた。


「いいのか?そんなことをすればあの女が悲しむぞ?それに九瑠璃達も大好きなパパがいなくなってお前を恨むだろうな……」


「っ……!それは……」


確かに母は義父と出会って、凄く幸せそうだった。今まで女手一つで自分達を育てて苦労していたのにまたそんな風に戻ってしまったら…舞流達だって…


「それにお前が言うことを聞かないならあの子達にしてもいいんだぞ?」


「なっ……!そんなこと……」


「なら解るだろう?臨也…お前が俺のものになれば問題はないんだ。」


「………わかったから……九瑠璃達には何もしないで。」


「臨也…愛している……あの女と結婚したのはお前の母親だったからだ。街で見かけたお前が欲しくて調べたらちょうど母親が独身で良かったんだ……」


恍惚とした表情で呟く義父に抱きすくめられ臨也は絶望で目の前が真っ暗になった。


「あ!やっ…んっ…!!」


「臨也…もっと欲しいのか?仕方ないな……」


ズチュズチュと身体を揺さぶられシーツを握り締めると義父は嬉しそうにニヤニヤと笑い突き上げを激しくする。
あれから義父が部屋に来る回数は増え母がいる時でも夜中に部屋を抜け出して来るようになり、初めは痛みと吐き気だけしか感じなかったおぞましい行為に段々身体が慣れ始めたのか快楽まで感じるようになった。
その事実を受け止めたくなくて臨也は必死でシーツを握りしめて気を逸らすのだ…


「あぁ…臨也……愛してる……」


「ひぅ……ああ!だめぇ……」


一気に最奥まで突かれ腰を掴んで激しく揺さぶられると身体が熱くて何も考えられなくなってしまう。

何度も奥を突かれ熱いモノが注がれると臨也も身体を震わせ白濁を吐き出し虚ろな表情で天井を見上げる。


いつまで自分はこの男の愛玩でいなければならないのだろう…
涙が勝手に溢れてきてシーツに染みを作る。


キイと音がしたような気がしてドアの方を見れば微かにドアが開いているように見えたのはきっときのせいだと臨也はドアから目を逸らすと意識を飛ばした。




不協和音様に提出しました。
モブじゃなくて四木さんなのは趣味ですw
性的虐待難しいですね・・・
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リゼ