初めての




「…一護」
「あ?」
何だよ。

話掛けんなよ
気が散るだろ?
「イチゴ」
不安そうに見上げるルキア
「そんなに心配かよ?」
不満がてらに見下ろす俺
だから何でそんな
この世の終わりみたいな顔すんだよ
哀しげな寂しげな

これから開始する行為は今迄の関係と決別する可能性を秘めている

「心配すんなよ。きちんとゴム着けたし、お前ん中慣らしたろ?」
ルキアに云い聞かせて不安を取り除こうと試みる
実際は自分自身にしっかりと云い聞かせているのだ
何せ
ルキアの負担は俺に掛かっている
最低限の負担でなければ、男として情けない話になってしまう

「***いちご***」
何だよ
五月蠅ぇな
こっちは集中してんだよ
黙れってんだ
「***ソ、ノ***大きな"モノ"を挿れ…るのか?」
まじまじと俺のアレを見ながら俺に聞く
良く見ると、コイツ
急にしおらしくなりやがって
さっきまでの威勢は何処行きやがった
「当たり前だろ?コイツじゃなかったら、ナニ突っ込むんだよ?」
ルキアは俺に手を掴まれ、そのモノを握らせた
「っ!?!っ」
勃ち上がったモノは熱を帯びている
「コイツをルキアん中に突っ込むんだよ!!」
「、一、護、」
現物を直に触らせられたルキアは
快楽に浮かされてきた顔になってくる
ほら
物欲しそうに俺を見つめる

そんな顔されるとすぐに掻き乱したくなる
互いが初めて同士
一護はそれを悟られまいと、本で読んだ内容を思い出しながら行動を開始する
「や、嫌っ」
嫌だと云われても
もう遅い
行為のゴングは鳴ったのだから

「ルキア…」

***

行為が終わり、疲れ果てたルキアは眠りにつきかけた瞬間、一護との行為を思い出してみた
一護に背を向けて

−優しく伸ばされる手−
−優しく囁かれる声−

突っ込まれた時からは優しくなかった記憶がある

まだ鼓動が落ち着かない

一護は「風呂入りながら抜いてくる」と、一護の角度からだとすっかり寝息を立てているルキアに小声で呟いて部屋を出て行った

一護が出て行ったのを確認すると、こちらも小声で呟く
「…あのまま私の中で出しても良かったのに」
ゴムを着けていたのだから、構わないと思っていた
ゴムの中にお前のモノが吐き出されるのだろう?
「私に気を付かいおって」
私は
一護になら
出されても良い
だけど自分からは絶対云わない
恥ずかしいから
でも
本当の本当は
ゴムなんかいらない
一護の全てが欲しい
そう思った





   初めての





終焉
2009*10*11
-umi-
一護とルキアの初夜話
初めてだけど、少し知識はある二人
ゴムしたまま中に出されると思ったルキア
だけど絶頂してしまったので、一護は一人風呂場へ
でも本当はゴムを着けたままで出したかったけど、ルキアに負担をかけないように気を付かった一護
ゴムばかり云ってスミマセン


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