赤い至福
君を見て
私と違う
私を見て
君と違う
心の傷を身体に刻んだ
身体の傷を心に刻んだ
「楽しい」と云う感情は無く
「辛い」「悲しい」が常に心に形態(しはい)している
皆私に近付く事はしない癖に遠ざけはする
この傷がどうしたと云うのか
避けたければ避ければ良い
貴方(貴女)はそう云う人間だと分かるから
痛い
痛い
痛いのに何故か至福の一時が芽生える
痛い
痛 い
同時に親に申し訳ない感情も含んで来る
相談すれば必ず
良い事だとは云ってはくれない
悪い事だと
だからしてはいけないと
例え目に映る傷が残ったとしても
私は私
君は君
死なない程度に切り刻む
キ/チ/○/ィ`・....?
云わせておけば良い
どうせ私とは生活する界(いえ)が違うんだから
負けているなんて思ったら負け
我慢せずに
さぁ
赤い糸(きず)をどうぞ
fin.
2009.02.01
+゚.璃花+.゚
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