一人で旅行に出て宿に着き一服していると、仲居さんがお茶を淹れに来てくれました。
「失礼します。お世話させていただきますR子と申します。何かございましたら何なりとお申し付け下さいませ。」
僕は先に食事をお願いしました。
R子さんが準備している後ろ姿をぼんやり眺めていました。
晩酌を頼みR子さんにもお世話してもらったお返しに一杯注いであげました。
「ありがとうございます。ちょうど喉が渇いていたので美味しいです。
さぁ、お客様もどうぞ召し上がって下さい。」
最後にご飯を食べ終わったころR子さんが片付けに来てくれました。
「お布団を敷きますのでお風呂で寛いで来て下さいませ。」
僕はタオルを肩に風呂へ向かいました。
風呂の手前にラウンジがあり中からカラオケの声が漏れてきます。
歌声に誘われるようにラウンジで飲み直すことにしました。
閉店近くまで飲み風呂へ行くと夜中のためか誰もいません。
一人で大きな湯船にゆっくり浸かり旅の疲れを癒していたいました。
その時、脱衣場に人影が見えました。
風呂場に入ってきたのは女性だったのです。
しまった!間違えて女風呂に入ってしまった!と思いました。
「すみません!間違えて入ってしまいました。すぐに出ます!本当に申し訳ありません!」
頭を.....続きはこちら→
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