6話 2013.12.08更新
「あひ…」
「力を抜いて下さい。」
「だって…ああんっ!」

敏感になっているアナルに指を入れられ、ガイは顎を上げ仰け反る。

「やっ…やあっ…広げちゃダメ…ああんっ…掻き回しちゃダメ〜。」

顔を振りながら、体を震わせる。

「ほら、出てきましたよ。」

ラブオイルが漏れ出て、ポタポタと下の器に落ちる。

「もっと中まで…」
「ひゃああっ…」

鷲尾は更に指を押し込み、まさに腸壁を撫でるようにしながらラブオイルを掻き出した。

「ああんっ、出ちゃう。そんなにしたら、出ちゃうよ〜。」

ガイの腰がガクガクと震える。鷲尾はニヤリとして、ガイの性器を見つめながら、更にグチュグチュとアナルに入れた指を掻き回した。

「ひいいーっ!」

ビュッと、ガイの性器から精液が飛ぶ。

「いい感じで出てますよ。」
「はあっ…はあっ…」
「奥の方は指が届かないので、これを使いましょう。」
「あひっ!」

鷲尾は指を抜くと、アナルバイブを手にした。

「こちらの方も出始めたので、握りますね?」
「ああん!」

性器を握られて、ビクンとするガイ。

「さあ、入れますよ。大変ですが腕で体を支えて下さいね。」

鷲尾は、アナルバイブを挿入しながら、ガイの性器を前に向けた。

「ああん…変…お尻が変になる〜っ!」

細長いアナルバイブの突起がアナルの入り口を通過する度に、ガイはビクビクと体を震わせ、性器から精液の混ざった先走りを垂らした。

「さあ、動かしながら引き抜くので、力んで下さい。」

アナルバイブのスイッチを入れる鷲尾。

「あうっ…中で…動いて…ひあっ…」
「抜きますよーっ!」
「あひいいーーっ!」

アナルバイブが一気に引き抜かれ、強烈な刺激に、ガイはアナルからラブオイルを噴き出しながら、性器からも精液を飛ばした。ラブオイルは器に落ち、精液は器を飛び越して床に散らばる。支えていた腕の力が抜け、台に横たわるガイ。

「かなり出ました。」
「はあっ…はあっ…だから…出ちゃうって言ったでしょ…」
「そうですね、出ないと困ります。」

鷲尾は性器から手を離し、アナルバイブを持ったままガイを見つめた。

「はぁ…はぁ…」
「ですが、辛そうですね。自然に出るのを待ちますか?」

ガイは、潤んだ瞳で顔を振った。

「大丈夫…続けて下さい…」
「そうですか…」

鷲尾はアナルバイブを置いて、小さいピンポン玉が連なったような器具を持ち上げた。
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