2話
「あんっ!」

小指より少し小さい程の浣腸器の先端が挿入されただけで、ガイは顎を上げ体を強ばらせた。

「相変わらず敏感ですね。そんなに力を入れてはいけません。」
「だって…ひうっ!」

鷲尾が浣腸器の尻を回すものだから、浣腸器の先端がアナルの中で回り、ガイはヒクンと体を震わせた。

「さぁ、リラックスして下さい。入れますよ。」
「え?…う、うん…」
「では…」
「あ…ああ…入ってくる…冷たい…うぅ…」
「目一杯入れますからね。苦しくなったら言って下さい。」
「うん…」

鷲尾は、ヒクヒクするアナルと尻肉を眺めながら、更に浣腸液を入れていく。

「あ…くっ…もっ…無理…」
「はい。」

抜けていく浣腸器に、またヒクリとするガイ。

「はあ…はあ…」
「さあ、トイレに入ってリラックスして下さい。もよおしたら、我慢せず直ぐ力まずに出して下さい。」
「うん…」

ガイは、股間とアナルを隠しながら台を下りると、ゆっくりとトイレに向かった。次の浣腸液を温めながら、鷲尾はニヤリとする。ガイの性器が、ユルリと勃ちあがっているのが分かったからだ。先程より、先端が二倍程の浣腸器を用意する。

「フフフ…」

その先端に、誘淫剤の入った潤滑剤をタップリと塗りつけた。

私のモノで、アナルから溢れ出す程に精液浣腸してやりたいが…ま、叶わない願いだからな。それにしても、中学生になって益々魅力的になった。ふっくらした体に、可愛い顔。高貴な雰囲気を漂わせているのに、物腰が優しくおっとりしている。

ガイは、器具を持ったまま物思いにふける鷲尾に、後ろから声をかけた。

「あの…」
「はっ!…す、すみません、ボーッとしてしまって。」

鷲尾は、驚いた表情で慌てて振り返った。

「だ、大丈夫ですか?」
「うん…ビックリするくらい、いっぱい出た…」

股間を隠して、目を逸らすガイ。

「それはそうです。私が精魂込めて調合した、ガイ様の為の浣腸液なのですからね。」
「………」
「さぁ、台の上へ。」
「うん…」

ガイは、頬を染めながら台の上に上がった。先程と同じように四つん這いになり、少し足を開いた。背後に廻ると尻肉を掴んで広げる鷲尾。

「ん…」
「まだ硬いですね。ちょっと解しますよ?」
「う…うん。」

誘淫剤のついた鷲尾の指が、ガイの敏感なアナルを撫で回す。

「あ…あっ…」
「力を抜いて下さい。」
「うん…あっ…指が…うう〜ん…」
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