6話
「成功?。成功したんですか?!」
「ああ。」
男性看護士の目にブワッと涙が浮かぶ。
「お、おい!そんなに泣く奴があるか!勘違いされるだろ!」
「ずびばぜん…」
「まあ…動くにしても、しばらくかかるだろう。ちゃんと面倒みてやるんだぞ?」
「ばいっ!」
「ボクの手…いつ動くの〜?」
「そんなに焦んないの。」
「だ、だってさ〜。」
リョウヘイは、手が動くまでの間、個室に移っていた。赤い顔で、シーツを直す看護士を見つめる。
「もう、一週間だよ〜。」
「なんだ。爺ちゃん達がいないから、寂しくなったか?」
「そ、それも、あるけど…」
看護士は、手を止めてリョウヘイを見た。
「遠慮しないで、何でもいいな。リョウヘイを看護出来るのも、あと何日あるか分からないんだからよ。」
「………」
「お母さん、明日来るんだろ?」
「う、うん…」
「じゃあ…お風呂は明日で」
「お兄ちゃん…溜まってるの…」
「え?…ああ、ごめん!えっと車椅子は」
「そっちじゃない…」
看護士は、ゆっくりとリョウヘイに視線を戻した。
「白い…方か?」
リョウヘイは、コクリと頷く。
「そうか…じゃあ…」
男性看護士は、個室の鍵を内側から掛けた。リョウヘイを抱き上げてから、自分がリョウヘイのベッドに座る。壁を背もたれにして、股の間にリョウヘイを座らせた。背後から、優しく抱きしめる。
「お兄ちゃん…」
リョウヘイは、看護士の胸に頭をつけて目を閉じた。
「リョウヘイ…」
看護士はその唇を、自分の唇で塞いだ。
「ん…んっ…」
優しくキスしながら、パジャマのズボンの中に手を入れる。
「んふっ…ふぐ…はあ、はあ…」
「見ていいか?、リョウヘイのモッコリパンツ。」
「うん…」
ズボンを少しずらすと、リョウヘイは足を上げて曲げた。看護士は、その足からパジャマのズボンを抜き取った。リョウヘイの胸を撫でながら、股を開く。
「はあん…お兄ちゃん…」
「もう、シミが出来てるぞ?」
「チューされて、ちょっと出た…」
「フフ…」
看護士は、前開きからリョウヘイの性器を取り出す。
「ク〜。リョウヘイのチンチン、超可愛いな〜。」
「ホント?」
「ああ。」
「あっ…ああっ…」
リョウヘイは、濡れた亀頭の先を指先でクリクリされて、体をビクビクさせる。
「気持ちいいよ〜、お兄ちゃん…」
「そうか…このまま、シコシコしていいか?」
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