4話
「どうして?」
「え?」
「代わらないでよ…」
「………」
「お兄ちゃんのこと好きなのに…考えただけで、すぐおチンチンおっきくなるほど好きなのに…」

男性看護士は、驚きの表情でリョウヘイの性器を見つめてから、顔を上げた。

「な、何言って」
「ボクも、お兄ちゃんのおチンポ、シコシコしたい。」
「おい…」
「ボクの…この手が動いたら、シコシコしてあげたいよ。」

二人は見つめ合った。

「お兄ちゃんに…エッチなこと、ずっとされたいと思ってた…」
「………」
「前の看護士さんは、すぐにボクのことわかってくれたけど…お兄ちゃんはさ…」
「わ、悪かったな〜、鈍感でさ〜。」
「でも、前の看護士さんは仕事だからって…お兄ちゃんは、違うよね?。お兄ちゃんは、興奮するんだよね?」
「そ…そうだな…必死で隠してきたけどな…」
「だったら…ボクも隠さない。」
「………」
「お兄ちゃん…ボクをいっぱいイカせてよ。」
「ウ…」
「お兄ちゃんの好きにしていいから…」
「リョ、リョウヘイ君…」
「お願いします!」

リョウヘイは、腰を突き出した。

「く…」

男性看護士は、ビクビクする、リョウヘイの性器を見つめた。スポンジを落とし、リョウヘイの性器にお湯かけてから、尻に手を廻して引き寄せ、性器をくわえる。

「あひっ!お兄ちゃん、まだ洗ってひいんっ!」

舌を絡め、顔を上下に動かす。

「ああん!お兄ちゃん!すごい!」

廻した手でアナルを撫でながら、性器を深くくわえて、喉の奥で亀頭を締め付ける。

「やあん!出ちゃう!もうっ、出ちゃうーっ!」

リョウヘイは、カクンと天井を見上げた。
 
 
 
「お、リョウヘイ。捕まっちまったか。」
「うん。」

リョウヘイは、笑顔でベッドに上がった。

「お爺ちゃん達、騒がしいですよ。リョウヘイ君の、睡眠の邪魔です。さっさと寝て下さい。」
「何を偉そうに…ん?」

お爺ちゃん達は、顔を見合わせてザワザワした。

「同じニオイがする…」
「風呂入ったのか…一緒に風呂入ったのかあ?」
「あんなに嫌がってたのに…」

男性看護士は、横になったリョウヘイに、優しく布団を掛けてやった。

「お休みなさい。」
「明日はお母さんがいらっしゃるから、大丈夫だよな。」
「うん…」
『おおーっ!』
「ジジイ共うるさい!」

男性看護士が、キッと振り返ると、お爺ちゃん達は静かに横になった。

「お休み、リョウヘイ。」
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