4話
股を開きながら、膝裏を両手で引き寄せる。男性は、濡れたガーゼを持って、男の子を見つめた。閉じきれず、まるで熟れた果実のような色でひくつくアナル。二回も射精したのに、萎縮しない精液を纏った性器。

「お兄さん?」
「うん。」
「あひっ!」

男性は、濡れたガーゼの一枚を性器に巻きつけると、もう一枚をアナルを押し当てた。

「いっ…あっ…くうっ…」

性器をしごくように拭かれ、同時にアナルを拭かれて、男の子は顎を突き出して体を反らせる。

「ダ…ダメ…お兄さん、早く…」
「………」
「ボクっ…ボクーっ…」
「また出ちゃいそうかい?」
「うん…うんっ…」
「いいんだよ?、我慢しなくても。」

男性は力を込めて、男の子の亀頭を完全に露出させた。

「イッくーーっ!」

濃いピンク色の亀頭から、精液が迸り出る。

「かはっ!」

男の子は、そのまま気を失った。男性は素早く自分の性器を取り出すと、男の子の体を引き寄せて、先端をアナルに押し当てた。

「ハウッ…吸い付いてくる…」

グッと押し込むと、ヌルリと入る。

「クウッ!マモル君!」

根元まで挿入して、男の子の性器を直に握った。

「一緒にイこうね、マモル君…」

男の子のアナルに、ガチガチに硬くなった自分の性器を出し入れしながら、男の子の性器をしごく。

「アア…いいよ、マモル君のアナル…おチンポもこんなに熱くて硬い…アアッ…オレ…もうっ…イっクっ!」

男性が、男の子の中に射精すると、男の子の性器からも大量の精液が噴き出した。

「ハアッ、ハアッ…そっか…意識はなくても…ハア、ハア…マモル君も、気持ち良かったんだ…嬉しいよ。」
 
 
 
男の子は、ゆっくり目を開けた。診察室ではない。男の子は、職員用のロッカールームの長いすに寝かされていた。

「やあ、マモル君。気がついたね。」

現れた、あの男性に顔を赤らめながら小さく頷く。

「痛いところとか、具合悪いところはない?」

お尻の穴と、その中に違和感を感じた。

「う、ううん…」

でも、顔を左右に振る。

「これ。」

差し出されたパンティを見つめた。

「濡れて気持ち悪いだろうと思って、オレが持っていたやつと取り替えて穿かせてあるんだ。」

男の子はミニスカートの裾を持ち上げて、自分の股間を見た。

「白い…パンツ…」

続いて、男性を見る。

「ありがとう。」

男の子は、嬉しそうに笑った。
- 4 -
[*前へ] [#次へ]
戻る
「#オリジナル」のBL小説を読む
BL小説 BLove
リゼ