2話
「ああん!」
中ほどまで入った坐薬は、男の子の締めつけであっさりと飛び出した。
「はあ…はあ…」
男性は、坐薬で濡れた男の子のヒクヒクするアナルを見つめた。
「残念…もうちょっとだったのに…」
ポケットから、また一つ坐薬を取り出す。男の子は、コレが坐薬に似せて作られた誘淫薬入りの潤滑剤とは知らない。
「相変わらず…マモル君は、アナルが敏感だね。」
「ごめんなさい…」
「いいんだ、気にしないで。今度は、もうちょっと奥まで押すけど…大丈夫かい?」
「う…うん…」
再びアナルに坐薬を当てられると、男の子は腕を伸ばし体を反らした。
「あう…うう…」
男性は、坐薬が入ってしまいそうになると指先の力を緩め、出てくる坐薬を再びゆっくりと押し込んだ。
「はあん…」
赤味を増す男の子のアナル。男の子の声にも艶が入る。
「お兄さん…もっと、奥まで…入れて…」
男の子は、天井を見上げた。男性はニヤリとして、坐薬を人差し指ごと、指の根元まで押し込んだ。
「くひーっ!」
男の子は、体を震わせた。指に伝わる締めつけと、独特な体の震えから、男性は男の子がイッたことを悟った。一気に指を引き抜く。
「ひいっ!」
カクッと肘を折った男の子の、指一本分穴を空けたアナルを見つめる。
「はあっ…はあっ…」
「ごめん、マモル君…モタモタしてたもんだから、溶けちゃって、あんまり中に入らなかったみたいだ…」
男の子が、顔を横に向ける。
「はあ…はあ…お兄さん、ボク…」
男性は、男の子の横に移動した。
「やっぱり、出ちゃった…」
「そっか。」
男の子の股間を、太もも越しに見つめる。
「もう嫌ならやめるけど…まだお薬入れるなら、キレイにしないと気持ち悪いよね?、おチンポ…」
男の子は、目を潤ませて真っ赤になった。
「は、恥ずかしいけど…お兄さんがいいなら、ちゃんと入れてほしい…」
「わかった。じゃあ、パンティ下ろしてキレイにしようね。」
「わっ!」
男性に半ば強引に押されて、男の子は診察台に横向きで横になる。男性は素早くパンティを抜き取ると、男の子の片足を持って大きく股を広げた。
「やっ!」
思わず股間を隠そうとする男の子より早く、濡れたガーゼを男の子の性器に被せてギュッと握る。
「ああん!」
「ジッとしてて。キレイにするからね〜。」
そのまま、大股開きで性器をしごくように拭かれ、男の子は顔を隠す。
- 2 -
戻る