1話 2015.06.13UP
所定のガウンを着ているとはいえ、タキタもすぐに少年の変化に気づく。仰向けに横たわる少年の股間は、ものの何分もしないうちに異常に盛り上がっていた。タキタは好奇心に勝てず、腕のマッサージをやめて、少年の足先に移動する。ガウンは、臍のところで紐一本で留められているだけだから、案の定足元から見ると、多少はだけたガウンの隙間から少年の白いパンツが見えた。

「ちょっと…足、開きますね〜?」
「う、うん…」

タキタは、ちょっとどころか、台の幅いっぱいに少年の足を広げた。ガウンは更に着崩れ、紐で結んだところから左右に割れて、異常に盛り上がった少年の白いブリーフはほとんど見えてしまう。タキタは、少年の足の指をマッサージしながら、その少年の股間を見つめた。

「痛くないですか〜?」
「はい。」

緊張気味に上擦った、可愛い顔の少年の可愛い声。直接触られてもいないのに、少年の性器はブリーフの中でピクピクと蠢く。斜め上方向を向いて、どうにかブリーフの中に収まってはいるが、少年の性器は普通よりかなり大きいとタキタは思った。可愛い顔の、ちょっと太めな巨根少年に、タキタの欲望は抑えが効かなくなり始めていた。手元と股間を交互に見つめながら、足首から脹ら脛へと揉む手を進める。ガウンの中に両手を入れるようにして、膝から太ももを揉む。タキタの手が、股間に近づけば近づくほど、少年の性器はビクビクと反応し、タキタが太ももの付け根を、少年の股間を凝視しながら揉む頃には、少年は体を震わせていた。

「はあっ…はあっ…」

同じように、タキタがもう片方の足の太ももを揉む頃には、少年の白いブリーフには大きな先走りのシミが出来ていた。タキタの手によってガウンはめくられ、もう上半身以外は隠れていない。透けて見える、少年の亀頭を見つめながら、タキタは太ももの付け根を念入りに両手で揉んだ。

ああ…このまま指をパンツの中に潜らせて、アナルの掻き回しながら、少年のはちきれんばかりに膨らんだ性器をくわえたら、少年はどうなるだろう。痛さに萎えてしまうだろうか。気持ち悪さに、縮んでしまうだろうか。

タキタに、必要以上に股間を見られていることは、少年も気づいているはずだ。シミが出来るほど感じてしまっていることを、恥ずかしいとも思ってもいるだろう。それなのに、少年は隠そうとしない。顔を赤らめ、荒く呼吸しながら、目を閉じてキュッと拳を握っている。タキタは、唾を飲み込んだ。
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